ブログ・日記

  • ブログ・日記2018.05.18美点凝視の演習

    専門学校で、「人間関係学」を指導しています。この授業で色々な人と上手にコミュニケーションできるセンスを磨いていただきたいと希望しています。人間関係において、自分の良さをどれだけ受け入れられるかが大切だなと痛感しています。自分に対する期待感と言ってもいいと思います。希望ですね。

    「私ってどんな人?」この問いに対しては、難しく、正解はないように思います。積極的な自分がいるし、正反対の消極的な自分に出会ってがっかりもします。ころころ変わる心に悩まされます。この世に別れを告げる瞬間、「こんな人間だったなあ~」と分かればいいのかも知れませんね。
    授業で1分間生徒さんに時間を差し上げて、自分の美点 セールスポイントを項目で表現してもらいました。例えば、「笑顔が素敵」、「リーダーシップがある」、「輝いている」、「上品である」、「謙虚である」などです。

    私も一緒に書きながら気づくのですが、これらは、自分に対する“期待”だと思います。45.5%笑顔が素敵でなくても、1%勝って55,5%笑顔が素敵だと期待できらら、美点として書けるのかなと思います。元気であると、元気でないと50%と50%だと釣り合ってしまいます。どちらかを断定できません。しかし、1%でもどちらかが勝っていると元気だと希望ができます。勿論100%笑顔が素敵でいたいでのすが、でも、「笑顔が輝いているようになりたい」と願っているとだんだん100%に近づいていける気がします。

    私は、1分間で15項目書きました。「面白い」「情熱がある」「素直である」「謙虚である」「明るい」「努力家である」「愛がある」「希望がある」などなど。生徒さんは、多くて5項目でした。1%の“期待”でいいのです。100%になってから認めるのでなく、49.5%か50.5%か、どちらに重きをおいているかでいいのです。希望があるかないかの違いです。希望が勝ると、心が豊かになります。失敗して落ち込んでいるときは、“期待”が萎んでしまいます。だから自分を否定したくなり、自分のいい所が見えなくなってしまいます。“期待”できる自分になるまで待てばいいのです。 “期待”できるようになると自分のいい所がクローズアップしてきます。

    自分を肯定的に受け入れることが上手になると、相手を肯定的に受け入れることができるようになります。自分も相手にも“期待”できる人です。人間はセールスポイントとウィークポイントがあります。課題ばかりを見てしまうと“希望”が消えます。悪い点凝視でなく、美点凝視が人間関係にはとても重要です。自分の美点を凝視できる人が、相手の美点を凝視できる人です。すると相手からも美点を認めてもらいやすくなります。お互いの心が豊かになり、お互いを認め合うチャンスが生まれます。

    さて、さて、あなたの美点は?自分をどうでもいいと思っている人が相手を慮ることはできません。自分を受けいれ、相手に期待できる心の豊かさ、これが人間関係のツボ、コツ、ポイントです。皆様のことを期待していますね!

  • ブログ・日記2018.04.20役割認識と自己責任

    「人間関係学」の授業のことです。AさんとBさんを決めて演習をしてもらいます。話すのはAさんです。聴くのはBさんです。話すテーマは、「私の楽しかった、嬉しかった思い出」です。
    聴くBさんに役割を演じてもらいます。腕組をして視線を天井か床に外して、アイコンタクトをしないでくださいと。相槌も禁止です。ただし、聴く心は大事にしてくださいねと指示します。
    ざわざわする中で2分間が過ぎると次は、Bさんが話をする役、Aさんが聴く側になり、役割を交代してもらいます。
    ペアーで、話す、聴くの両方の役割を経験して、お互いにどんな気がしたかを話し合ってもらいます。話す役割の感想です。「話す気持が失せて、義務的に話をしないといけないので、楽しくなかった」「2分間が長く感じて、つまらなかった」など。聴く役割の感想です。「相手は話しづらいだろうなと余計なことばかり考えてしまって、集中して話が聴けなかった」など。
    私は、教室を、ストップウォッチを持って回るのですが、役割認識の薄い生徒が80%いることに驚きます。聴く側は、目線を合わせてにやにやしている、笑いながら相槌を打つ等、話す側もテーマを度外視して、ルールが守られていないのです。
    聞き方、話し方がテーマですが、それ以前に、役割認識の甘さが、私の指導テーマになります。腕組をすると威圧感を抱かせるし、感じが悪いのです。こんな聞き方の人に話をするとどんな気がしますか?気づかせる役割を持つべきなのです。その認識が甘いといい加減になります。20%の感じ悪い役を徹底して演じている生徒さんが輝いて見えます。
    コメントシートに、「聴く時に、笑ってしまったり、しゃべってしまったことが、だめだな~と思いました」と生徒が書いています。うんうんと私がコメントに頷きながら、色々な軌道修正を生徒さんにしてもらっています。
    「役割をしっかり認識しないと意味のない時間を過ごすことになるんですよ!」愛を込めて生徒さんと対峙している私に拍手です。

  • ブログ・日記2018.04.20生徒さんと心と心のキャッチボール

    4月に入り、短大、専門学校の授業が始まりました。前期は、「人間関係学」と「サービスプロモーション」です。
    「人間関係学」は、“コミュニケーションスキルアップ検定”の合格という明確な成果も期待されています。これは、私のモチベーションにもつながり、遣り甲斐を感じます。
    私は、「気づきシート」を毎回の授業で提出することを課せています。そこに私が毎回読んでコメントを書きます。生徒さんと私との“交換日記”でもあるのです。
    手を挙げて発表できない生徒さんの問題解決にもつながり、生徒さんの心の部分のケアーもできます。
    先週こんな質問に出会いました。「自分の言いたいことを人に言えないし、人の顔を見て、その人の機嫌を見て会話をしています。それに人の名前と顔を覚えるのも苦手です。どうすれば先生のように上手に話せるようになれますか」と書いている生徒さんがいました。
    私の回答は、「私は、中高時代赤面症で、自分の言いたいことを人に言えませんでした。
    こんな私ですが、飛行機の中で接客したいという夢を持っていました。CAは、コミュニケーションが仕事です。私は夢を諦めたくないので、1対1の会話、1対2の会話と徐々に慣れていきました。一つ大事なことは、課題を明確にして自分との約束にするのです。『私は何か質問はありますか?』と聞かれたら、『はい』と手を上げて、何でもいいから話すことを自分に課せました。ある時は質問がなかったのですが、『とても参考になりました。ありがとうございました』と答えましたよ。このようにコツコツ努力することがコツです」
    名前は、イメージで覚えることです。『学校のエレベータに赤いカーディガンを着て、4階まで一緒だった中村さん!』などです。是非、実践してくださいね」と書きました。
     次の授業のことです。私が終わりに、『何か質問はありますか?』と聞くと、質問を書いた女性の生徒さんが、手を上げて、一生懸命話してくださいました。素敵なチャレンジに心が熱くなりました。
     私が感動するのは、私の伝えた大事なキーワードを全員が書かれるのです。先週は、『相手と過去は変えることはできないが、自分が変わることで相手が変わる可能性が出てくる』このフレーズは全員が書かれていました。
     私が状況に応じてカメレオンのように変化しながら、生徒さんをより良く感じのいい人に変えていきたいと思います。